あざみ野どうぶつ医療センター
【担当したアイテム】ロゴマーク、サイン看板、ファサード(病院外観)、グラフィックパネル、Webサイト

【依頼の背景と要望】

新たな地でのチャレンジ

老舗の動物病院が、分院として新たに医療センターを開設するにあたり、本院が存在する地域とは住まわれている方のキャラクターが異なることが予想され、また医療センターということで、医療レベルの高さが感じられる“安心感”と来院しやすさにつながる“親しみやすさ”の両方をバランス良く発信する必要を感じました。
   

緑豊かな地での海コンセプト

院長ご夫妻が海が好きで「海をコンセプトにした病院にしたい」というご要望に対して、立地がどちらかといえば緑あふれる環境が魅力である環境であり、その地において違和感なく海のコンセプトを実現する必要がありました。

【ブランディングのポイント】

灯台のモチーフが持つイメージ

「かかりつけ医の象徴となり、地域の医療に指針を与える存在」として“拠りどころをイメージさせる灯台”をシンボルに掲げるコンセプトを立案することで、違和感ないストーリーを実現しました。

【具体的なデザイン】

[ロゴマーク]

マークだけでなく、ひと文字ずつオリジナルで作成しています。「医療センター」という文字が持つ硬いイメージを少しでも柔らかい印象にすることを心がけました。

[サイン看板]

既存のテナントに入居する場合、建物外部への看板掲示がNGであったり、窓枠の影響で横長の看板を掲げづらい場合も少なくありません。環境の中で最善の方法を模索します。

[ファサード(病院外観)]

通りに面して間口が広く、しかし柱の影響で繋がりが感じづらい外観のため、波のモチーフのネオンサインを活用し、ひと目で病院の大きさが分かるよう意識しました。

[インテリア]

内部は「ビーチハウス」をイメージした、明るく開放的な雰囲気です。

[グラフィックパネル]

すべての患者さまをお迎えする入口部分に「やわらかく楽しげなインパクト」を意識して、グラフィックビジュアルを作成しました。

[Webサイト]

ホームページで意識するのは、事前にWebで見た印象と来院した際に感じるイメージに隔たりが少ないこと。またコンテンツは、疑問の解決よりも、一度行ってみたいと思ってもらうことを重きを置いています。